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不動産を高く売るための方法【瑕疵保険】
カテゴリ:不動産お得な買い方・売り方例  / 投稿日付:2020/11/21 00:00

相続で取得した不動産を現金化をしたり、使わなくなった不動産を処分する時に『なるべく高く売りたい』と考えられると思います。高く売却するための方法をご紹介します。マンションと戸建ての場合、『既存住宅売買瑕疵保険』を付けて売却することをおすすめしています。  
 この保険に加入することで、『個人が所有』する中古住宅の購入後に欠陥が見つかった場合も、保険会社から保険金が支払われることになりますので、安心して購入していただける他、耐火建築物は築25年以内、耐火建築物以外は築20年以内の物件しか住宅ローン控除が使えませんが、『既存住宅売買瑕疵保険』を付けることによりローン控除の制度が利用できるようになります。居住用で購入される方は次の税制優遇措置が受けられるようになります。

1.住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除(住宅ローン控除)
2.登録免許税の軽減措置(登記費用)
3.不動産取得税の減額措置
4.大阪市新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度

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◇買主が現れたとして次のケースをシュミレーションしてみましょう
・昭和61年建築のマンション約65㎡を居住目的として1,700万円で購入
・住宅ローン借入1,700万円、期間35年、金利1.02%
・35歳、年収500万円
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1.住宅ローン控除制度利用により『約147万円』税金が還付されます。
2.登録免許税の軽減措置により『約10万円』登記費用が安くなります。
3.住宅ローン控除で戻った147万円を使わずに毎年14万円繰上げ返済すると『約46万円』返済額が少なくなり、3年2か月ローンの返済期間が短くなります。
4.大阪市新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度を利用できると『約35万円』補助金がでます。 ※初めて住宅を購入する・子育て世帯・金融機関の指定等の別途条件が有ります

 
 合計約238万円買いやすくなるということは、その分売りやすい物件になっていると思います。保険が付くことによる安心感と、経済的な恩恵は大きいと考えていますので、不動産売却のご相談の際に『既存住宅売買瑕疵保険』の説明をしております。

 関西では、価格交渉されるケースがあると思いますが、金額を値引く代わりに『既存住宅売買瑕疵保険』を付けてあげた方が買主さんにもメリットが有りますし、売主さんが費用負担したとしても約4万円程です。  また、住宅ローン控除で戻ってくる額の計算や、繰上げ返済の計算方法がわからない担当者に売却をお願いすると、買う方がどれくらい得をするのかがわかりませんので、計算ができる営業マンに仲介をお願いされると、より効果が出ると思います

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